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占いって意外と当たるんですね 





1日が36時間あればいいのに!

こんにちは、寝不足な僕です




週末は店が忙しいために

なかなかプライベートな時間を作れずに日記が書けない状況にいました

書きたい話は沢山あるんですが、遅筆な僕

どうせなら遅漏の方がよかった

それに今回の日記は長文で新しい感じに書いたために

これまた時間がかかってしまいまして

そんな感じで無駄に長い日記です

お時間のある時にでも読んでみて下さい












僕はあまり人と長い間、付き合った事がないのです

30年の人生の中でも一番長く付き合った人でも1年半

逆に一番短い人で3カ月




KinkiKidsが「恋はジェットコースター」と歌っていましたが

僕は新幹線のぞみ系の速さで恋を終わらせてきた

継続力が無いと言うか、恋愛体質じゃないのだろうと自分で思うのです

僕は一人でいる時間が好きで

一人での楽しみ方を知っている

淋しいなら友達と遊べばいいと思う

変な言い方をしてしまえば「恋人」と言うカテゴリーに縛られたくないのです




恋人だから優しくする

恋人だから時間を共有する

恋人だからと言う理由に縛られたくないのだと思うのです




僕は好きな友達たちと共有する時間が好きで

好きな友達にならいくらでも優しくなれるし

どんな事にだって時間も作れる

だから恋愛は友情の延長線上にあると思う




だから、僕は気になる人を好きになる為の恋愛はしない

ましてや独り身だからと言う理由でする恋愛はしない

友達になって、それから好きになる

そして付き合いたい




そんな理由からなのか別れた彼女達とは別れた後も仲が良く

普通に連絡を取り合って遊んだりもする

現に東京で結婚し子供もいる元カノは

地元の大阪に子供と2人で帰って来ては僕に何処かへ連れて行けと今でも連絡してくる

言わば友達に戻ると言うのが正しい言い方なのかもしれません

もちろん、僕は元カノのことが好きで付き合って

その結果、友達としての関係の方が良かった

そう判断して友達に戻ると言う結論を出してきたのです




しかし、これは付き合った結果に出した答えで

僕の中で宙ぶらりんのままに終わってしまった恋もあるのです

その相手と再会した時に友達に戻ることは出来るのでしょうか?

先日、そんなことを考えてしまう再会があったのです




いつものように店の仕込みも終わり

開店時間も近づいて来た頃

来るのが遅いバイト達をどうやって懲らしめようか

今日は遅刻理由を面白可笑しくボケてもらおう、そうしよう

そんなことを耳からトロッと流れ出しそうなぐらいにアメーバな脳みそで考えながら

僕は一人で店の開店準備

看板を通りに出そうとガラガラと運び出していると

女性が僕を呼び止める声がしたのです




「ぎん?・・・ぎんやんな?」




そこには僕が12年前に働いていた会社にいたミカさんがいたのです

ミカさんは僕の2歳年上の先輩で

会社に入ったばかりの僕を「初めての後輩や」と可愛がってくれた人




ミカさんは根っからの明るい人で、会社のムードメーカー的存在

言葉遣いは汚なく思った事をスグに口に出す人だったが

会社でミカさんのことを嫌いな人はいなかった




そんなミカさんが僕は好きだった




ミカさんと僕はデスクが隣同士で

仕事の合間に共通の趣味だった音楽や映画の話で盛り上がったり

僕が仕事で息詰まっていると、それに気が付いたミカさんは

くだらないギャグや、面白い話で僕の気を紛らわしたりしてくれた




そんな感じで先輩、後輩の関係なしに急速に仲良くなった僕達は

当時、帰り道が途中まで一緒だったこともあり

仕事終わりにご飯や映画を見に行ったり、休日はライブを見に行く仲になり

僕が会社に入社して2年

僕達は自然と男女の関係になっていた




男女の関係と言ったが、僕達は付き合っていた訳ではなかった

だけど、僕はミカさんのことが大好きだった

「付き合っている」と言う事実が欲しかった僕はよくミカさんにこんなことを聞いた




「僕達って付き合ってるんですよね?」




だけどミカさんはその度にこんな返事をしてきた




「付き合う、付き合わないなんてどうでもいいやん、私はぎんと一緒に居るのが楽しいから一緒におるねん」




そう笑顔で言って僕の手を握るだけだった

僕はちゃんとした返事が聞きたかったんだけど

それ以上追及してしまうと僕達の関係が壊れてしまいそうで

ミカさんの手をギュッと握り返すしかできなかった

握り返した手は少し汗ばんでいた




今、思えば答えは出ていたのかもしれない

僕は形式に捕らわれ過ぎてミカさんのことがナニも見えていなかった

そんなことも気づけないぐらいに当時の僕は幼すぎたのだ




結局、僕はミカさんからはっきりした答えを聞かず

それまでと変わることない関係を続け

それから1年の後に僕は芝居をする為に会社を辞めた




僕が会社を辞めた後もミカさんとは連絡を取り合い

お互いの時間が合えばご飯を食べに行ったり映画を見に行ったり

それまでと変わらない時間を共有していったんだけど

僕の状況が変わった




初舞台が決まり、僕の環境が慌ただしくなっていった

ミカさんと会える時間がなくなり

毎日のようにしていたメールの件数も減っていった

「会えない時間が愛、育てるのさ」

こんな歌があったけど、会えない時間が育てたのは愛じゃなかった




淋しさだった




ミカさんに会いたくても僕達の時間は合わずに

すれ違いの日々が続いた

だけど、舞台の本番が近付くにつれ僕の状況はより慌ただしくなり

僕は忙しさに気を紛らわし

ミカさんのことを考えないようにしていた




そして迎えた舞台初日

ミカさんは僕の初舞台を見に来てくれて楽屋にも遊びに来てくれた




「まだまだ勉強が必要やな」




ミカさんは笑顔でそう言うと舌をペロッと出して僕を茶化した

久々に見たミカさんの笑顔は僕の大好きだった笑顔で

僕のそれまでの淋しさを埋めてくれる笑顔だった




「舞台の公演が終わったら落ち着くんで、とりあえずご飯でも食べに行きましょう」




僕がそう言うとミカさんはまたペロッと舌を覗かせ




「期待せずに待ってるわ」




皮肉一杯に笑顔で言ったミカさん

だけど、これがミカさんと交わした最後の言葉だった




その公演を見に来ていた他の劇団の演出の方が僕を気に入ってくれて

僕は次の芝居の予定が入った

僕の状況はまた慌ただしくなっていき

それからまた会えない日々が続いた

そして、毎日のようにしていたメールは0になり

僕はミカさんの事を考える時間はどんどん少なくなっていき

いつしかミカさんの事を考えなくなった

街はクリスマスムード一色の寒い12月だった




そのミカさんが僕の前に立っている

あの時以来、約8年ぶりの再開




「めっちゃ久しぶりやん!」




予想外にミカさんは明るい声だった




「・・・ミカさん」

「え?ナニ?ここで働いてるん?芝居は?」

「ちょっと家がゴタゴタして辞めたんですよ、今はここの店長やってます」

「そうなんや・・・あっ、ごめん、友達待たしてるねん、行くわ」

「あっハイ」

「携帯は?連絡先変わってない?」

「変わってないっスよ」

「晩に連絡するわ・・・いい?」

「23時まで仕事なんで、それ以降なら」

「了解!ほな、またね」





そう言うとミカさんは友達の所へ走って行った

僕はミカさんの姿が見えなくなるまで後ろ姿を見ていた

その間にミカさんは僕の方を3回振り返り

その度に手を振ってくれた




その日の朝に来たみずがめ座の占いメールは

「懐かしい人との再会」

僕は占いもあながち当たるなと思いながら店の準備を再開した




その日の晩にミカさんからのメールが約束どうりに来た

およそ8年ぶりに連絡を取り合ったミカさんからのメールは

言い回し、言葉遣い、なにもかもが僕の知っているミカさんで

まるで、あの時に時間が戻ったようだった

僕はそれが嬉しくてお互いに思い出話に花を咲かせた

ただ、お互いの核心を突くような話はせずに

思い出話を延々と繰り返した

そして、食事に行く約束をした



約束の日、僕は約束の10分前に現地に着いていた

どこにでもあるチェーン店の居酒屋だ

ミカさんが気軽に話して飲める場所がいいからと言うリクエストから

当時、僕達がよく行っていた居酒屋にした




約束の時間になってもミカさんは来ず

それから10分してからミカさんは来た

時間にルーズな所まで昔のままで

「ごめんな、お待たせ」と言う悪気がない感じで謝るミカさんを見て

それも懐かしかった




居酒屋に入ってからも僕達は思い出話しで盛り上がった

一緒に見た映画、ライブ、働いていた会社の人の話

僕が忘れかけていた記憶が鮮明に思い出された

そして、彼女は口癖のようにこんな言葉を僕に言ってみせた




「ぎん、あの時と全然変わってないな」




人の目を見て話しを聞いたり、照れた時の笑い方、タバコの煙を人に浴びせないように上に吐き出す癖、気を遣いすぎる所

全て、あの時のままだとミカさんは僕に言った

確かに人の習慣や癖、そんなモノは8年間と言う時間じゃ変わらないかもしれない

だけど、僕の中で大きく変わっている所があった




それはミカさんへの気持だった




あの時に感じていたミカさんへの気持

一緒にいるだけでドキドキして、楽しくて、胸が締め付けられるようなあの時の気持ち

およそ、人が恋をした時に感じるありきたりな気持ちだったけど

あの時の僕の全てだった、あの時の気持




それが今は全然なかった




8年という時間は僕と言う人間の表面上は変えなかったが

僕の気持を変えてしまうには十分過ぎる時間だった

僕の中で中途半端だった恋、ミカさんの気持が分からないままだった恋

その恋に、相手の気持を聞かずに自分で終わりを作るには十分な時間

だけど、僕にはやっぱり聞いておきたいことがあった




そんなことを考えると、2人の間に沈黙があった

グラスに入っていたジンロックの氷がカランという音を立てて崩れる

その音がスタートの合図のように聞こえて僕は聞いてしまった




「あの時の答えをまだ聞いてないんですけど?」

「え?」

「僕達、付き合ってるんですよねに対する答えを」





僕はどうしても聞いておきたかったのです

あの時の自分の中で終わらした気持ちを完結させるタメにも

ちゃんとしたエピローグを作るタメにも




「そんな鈍感なところまで変わってないんや」




ミカさんは嬉しそうな、そして少し淋しそうな顔をして答えた




「なんかあの時は恥ずかしくてさ、ちゃんと言われへんかってん

ぎんのこと、好きやったよ

付き合ってたよ」





この答を聞くのに8年

長いようで、いや、やっぱり長かった8年

僕はあの時の自分の気持にちゃんと完結を迎えることが出来たのです

もし、あの時にこの答を聞いていれば僕達には違う今があったのかもしれません

だけど、今はお互い違う道にいる

だけど、ちゃんと答えが出せた今、道は違うけどまた同じ方向に向かって歩き出せた気がするのです




友達として



その後、僕達はそれまでお互い触れずにいたあの時の話

付き合っていた時の話を愚痴混じりに笑いながら話せたのでした

元彼氏、元彼女として




そして、帰り際にした彼女との握手

彼女の手はあの時と違ってサラッとしていた

一人、家路につく僕の頬を撫でた風は少し冷たくて

秋の匂いがした。




←こんな話もしていきます。


←なんか恥ずかしいっスね。

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[ 2008/09/24 17:17 ] ぎんの日記 | TB(0) | CM(2)
切な過ぎます。
[ 2008/09/24 17:45 ] 遙 [ 編集 ]
>遙さん

コメントありがとうございます

自分にもっと文才があればと嘆いております

もっと言葉にしたい気持ちはあるんですが、なかなかどうして難しいですね

[ 2008/09/30 17:47 ] ぎん [ 編集 ]
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プロフィール

ぎん

Author:ぎん
年齢:ほしのあき世代
性別:生えてる
身長:コブクロの大きい方と同じ
出身:世紀末覇王伝な街大阪
趣味:読書 音楽鑑賞 人間観察
尊敬:リリーフランキー うすた京介

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